WALL-alternative

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11/07/2026

📣会期は13日(月)まで!

キュレーション企画
「𝐁𝐞𝐭𝐰𝐞𝐞𝐧 𝐔𝐬」

#タイ と #日本 を横断するアートシーンの現在地、ぜひ会場でご体感ください✨

【展示概要】
会期: 2026年6月27日(土)~7月13日(月)
※日曜定休
時間:18:00-24:00
会場:WALL_alternative(東京都港区西麻布4-2-4 1F)
入場:無料・予約不要
HP URL:https://avex.jp/wall/exhibition/841/
企画・主催:WALL_alternative

Photos from WALL-alternative's post 08/07/2026

📢7月17日(金)より開催「𝟤𝟣𝟢𝟫𝟣𝟣 -ʙᴏʀɴ ᴛʜɪꜱ ɴɪɢʜᴛ-」

ℕ𝔼𝕏𝕋 𝔼𝕏ℍ𝕀𝔹𝕀𝕋𝕀𝕆ℕ
ʀᴇᴠᴏʟɪᴄ ᴘʀᴇꜱᴇɴᴛᴇᴅ ʙʏ ᴍᴇꜱ 企画『𝟤𝟣𝟢𝟫𝟣𝟣 -ʙᴏʀɴ ᴛʜɪꜱ ɴɪɢʜᴛ-』
𝟚𝟘𝟚𝟞.𝟘𝟟.𝟙𝟟 𝕗𝕣𝕚. - 𝟘𝟠.𝟘𝟝 𝕨𝕖𝕕.

◆ ᴏᴘᴇɴɪɴɢ ʀᴇᴄᴇᴘᴛɪᴏɴ ◆
𝟢𝟩.𝟣𝟩 ꜰʀɪ. 𝟣𝟪:𝟢𝟢-𝟤𝟣:𝟢𝟢
※ᴀʀᴛɪꜱᴛ ɪɴ ᴀᴛᴛᴇɴᴅᴀɴᴄᴇ

◆ ɴɪɢʜᴛ ɢᴀᴛʜᴇʀɪɴɢ 01 ◆
𝟢𝟩.𝟣𝟩 ꜰʀɪ. 𝟣𝟪:𝟥𝟢- ᴏᴘᴇɴɪɴɢ ᴛᴀʟᴋ ᴇᴠᴇɴᴛ
ゲスト:カワムラユキ(DJ、作家、プロデューサー、渋谷花魁代表)
_______

2026年7月17日(金)から8月5日(水)まで、REVOLIC presented by MESによる企画展『210911 -BORN THIS NIGHT-』を開催いたします。

初日の17日(金)18時からは、開催を記念したオープニングレセプションを開催するほか、
カワムラユキとMESによる ɴɪɢʜᴛ ɢᴀᴛʜᴇʀɪɴɢ 01を18時半より実施いたします。

事前申込制、プロフィールURLより
WALL_alternative

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【OPENING RECEPTION】
日程:2026年7月17日(金)
時間:18:00-21:00
※21時以降は通常営業
※事前申込制/入場無料
会場:WALL_alternative(東京都港区西麻布4-2-4 1F)

【 ɴɪɢʜᴛ ɢᴀᴛʜᴇʀɪɴɢ 01】
7月17日(金) 18:00開場/18:30開演/20:00終了予定
Night Gathering 01
ゲスト:カワムラユキ(DJ、作家、プロデューサー、渋谷花魁代表)

【 ɴɪɢʜᴛ ɢᴀᴛʜᴇʀɪɴɢ 今後の予定】
7月25日(土) 19:00
Night Gathering X トモトシ美術館コラボツアー
ゲスト:トモトシ(トモトシ美術館)
以降のプログラムおよびゲスト詳細については順次発表予定です。
詳細はWALL_alternative公式インスタグラムにてご確認ください。
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【展示概要】
REVOLIC presented by MES『210911 -BORN THIS NIGHT-』

会期:2026年7月17日(金)~8月5日(水)※日曜定休(全17日間)
時間:18:00-24:00
企画:MES MES
協力:吉田山(FLOATING ALPS LLC.) Yamar
主催:WALL_alternative
グラフィックデザイン:sudden star 
フライヤードローイング:NAZE NAZE 、新井健(MES)
助成:アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】



ʀᴇᴠᴏʟɪᴄ ᴘʀᴇꜱᴇɴᴛᴇᴅ ʙʏ ᴍᴇꜱ 企画『𝟤𝟣𝟢𝟫𝟣𝟣 -ʙᴏʀɴ ᴛʜɪꜱ ɴɪɢʜᴛ-』

REVOLIC presented by MES『210911 -BORN THIS NIGHT-』は、アーティスト・デュオMESがオーガナイズするパーティーレーベル「REVOLIC -Revolution Holic/革命中毒」名義での「Night Museum(ナイトミュージアム)」です。MESは活動初期から「Night Museum」のビジョンを持ち、美術や音楽などのシーンに限らず、夜にこそ生まれる芸術体験やコミュニティの可能性の中で制作してきました。

本企画では、WALL_alternativeの時間と場所、六本木・西麻布のナイトカルチャーを手がかりとして、3つのプロジェクトを軸に、さまざまなアプローチから提示します。

◾️スターズ・アンド・ストライプス
これまでMESはレーザー、サーモカメラ、蝋燭、映像、テキスト、身体といった様々なメディアを使い、制度や政治、カルチャーに引かれた「線」を可視化し、その輪郭を問い直す実践を展開してきました。今回は、六本木が日本の陸軍基地、そして戦後「東京租界」とも呼ばれ米軍基地の街として発展してきた歴史をリサーチし、東京の都心部に厳然と存在する占領の変化についてのプロトタイプ作品を発表します。

◾️ダンスフロアの化石
MESは2020年に、六本木のオルタナティブアートスペースANB TOKYOのこけら落とし展「ENCOUNTERS」にて、六本木地区のクラブカルチャーをテーマにした作品群を発表しました。その際、フロアに粘土を敷いて実際にパーティーを行い、そのフロアの熱気を焼成し、閉じ込めました。それらをダンスフロアの化石として再構成します。

◾️ナイト・ギャザリング
会期中はDJやアーティストなど多彩なゲストを迎え、ナイトライフ、都市の変遷、クラブカルチャー、アートと音楽の関係などをテーマに対話を重ねます。日々積

05/07/2026

𝐁𝐞𝐭𝐰𝐞𝐞𝐧 𝐔𝐬

キュレーション企画
#タイ と #日本 を横断するアートシーンの現在地「𝐁𝐞𝐭𝐰𝐞𝐞𝐧 𝐔𝐬」
𝟚𝟘𝟚𝟞.𝟘𝟞.𝟚𝟟 𝕤𝕒𝕥. - 𝟘𝟟.𝟙𝟛 𝕞𝕠𝕟.

🄷🄸🄶🄷🄻🄸🄶🄷🅃

◾️日本を拠点に活動するアーティストによる、タイ滞在を通じた新たな制作も展開!
◾️絵画、映像、写真、インスタレーションなど15点以上を展示。文化的背景や価値観の違いが交差するなかで立ち上がる、新たな表現の可能性を紹介します✨
◾️コーヒースタンド・グリーンショップ「PERK SHOP」と協働し、本展示にあわせてセレクトした植物を展示・販売するほか、タイで制作された丁寧なクラフトアイテムを扱うショップ『Studio 2525』ともコラボレーションしポップアップショップを展開🪴
◾️ 7月11日(土)には、サリーナ・サッタポンと磯村暖がシェフとなりタイ東北部の料理を囲みながら対話を育むイベント「Isan Food Gathering: แซ่บม่วน」の開催が決定。
◾️サリーナがディレクションしたオリジナルのタイ料理メニュー『グリーンカレー』と『ベジタブルココナッシュガー』、さらにタイのワイナリー「Spring Chenin Blanc」と「GranMonte Vineyard and Winery」によるスペシャルセレクトワインを会期限定で提供🍷🍛
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【展示概要】
「Between Us」
会期: 2026年6月27日(土)~7月13日(月)
※日曜定休
時間:18:00-24:00
会場:WALL_alternative(東京都港区西麻布4-2-4 1F)
入場:無料・予約不要
HP URL:https://avex.jp/wall/exhibition/841/
企画・主催:WALL_alternative

Photos from WALL-alternative's post 20/06/2026

#米澤柊 shuyonezawa

アーティストでありながらアニメーターとも名乗る米澤は、その語源「anima(生命)」を重視し、あらゆる存在の生そのものを表現して実現する空間をつくってきた。作品展示、上映、音楽イベントの企画、詩日記や冊子の配布などを行う米澤の表現は、日本のアニメ制作が2000年代にデジタル化して以降の技術のリサーチと実務経験に支えられている。なかでも残像表現としてのオバケ___連続表示される画像内の身体をひきのばしたり、ちぎれさせたりすることで生き生きと動いているように見せる技術___への関心は、映像作品や絵画、焼かれたビニール、ビデオ・インスタレーションなどの多様な空間を構成する論理である。

本作は、これまで米澤が映像表現のなかで扱ってきた「手」についてのものだ。しかし今回は映像ではなく、印刷された連番イメージのインスタレーションとして提示される。透明フィルムに印刷された手が壁面に並べられ、その向こうに、複数の写真が設置される。ひとつではなく複数の景色を横断するように展示された手の指先からは、一滴の血がほとばしる。しかし「傷ついて流血する」という瞬間的な出来事から逸脱するように、それらの手の、指先のあいだには、それらの身体部位がオバケとなって散らばる。米澤においてオバケは、動きの流れをなめらかにするものではなく、時間が分岐しながら散らばり、そして新たな存在が生まれるためにあるのだ。

2000年代の日本において、ポピュラー(大衆的)な文化に着目したキュレーションとして、村上隆の「スーパーフラット」シリーズ(2000-2005)と松井みどりによる「マイクロポップ」(2007/2009)を対比してみることができるかもしれない。米澤の表現は一見して、スーパーフラットと関係すると思われるかもしれないが、その内実はむしろマイクロポップにこそ共鳴している。

松井はマイクロポップという枠組みを、思想家のドゥルーズ=ガタリやミシェル・ド・セルトーにおける「脱領土化」や「再利用」といった概念に要約されるような、抑圧された人々の生き残りの技法に触発されながら組み立てた。そこで注目されるのは、遊戯だ。マイクロポップは、自由な連想によるドローイングやインスタレーションにおける象徴システムの解体と再構築、そして社会システムへの介入の記録映像によって実践されているとされる。あるシステムを遊戯的に解体しながら再構築するとき、そこにある小さな政治性を評価していく姿勢がマイクロポップなのだ。そして米澤による一連の活動は、直接の影響関係はないとしても、こうした系譜においてこそ評価されるべきだと私は考えている。

米澤は、アニメ産業において洗練されたキャラクター描写を、オタク的な欲望の対象としてではなく、不連続な時間のフレームを取り上げる契機とする。さらに今回の場合は映像ではなく複数の印刷物として提示されることで、そこに描かれた手によって、私たちを時間の不連続性へと到達させる。米澤が示すのは、目の前の景色のなかにはいないはずのアニマが動き出す瞬間なのだ。流血しつつある指先は「いま・ここ」のなかへとアニマが泳ぎ出してくるための、やさしい一歩なのだ。そのことはギャラリー奥に展示されたパネル作品を鑑賞すれば、よく分かるだろう。

布施琳太郎

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【展示概要】
「すごい指:フィンガーメイド時代のピクチャープレーン」
会期: 2026年6月3日(水)〜6月23日(火)
※日曜定休
アーティスト:小林健太( Kenta Cobayashi 小林健太 )、田中勘太郎( )、中西伶( REI NAKANISHI 中西伶 )、米澤柊( shuyonezawa )、布施琳太郎( 布施琳太郎 )
時間:18:00-24:00
会場:WALL_alternative(東京都港区西麻布4-2-4 1F)
入場:無料・予約不要
企画・主催:WALL_alternative
グラフィックデザイン:八木弊二郎
助成:アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】

Photos from WALL-alternative's post 18/06/2026

[6月27日(土)より開催]  𝐁𝐞𝐭𝐰𝐞𝐞𝐧 𝐔𝐬
ℕ𝔼𝕏𝕋 𝔼𝕏ℍ𝕀𝔹𝕀𝕋𝕀𝕆ℕ

キュレーション企画
#タイ と #日本 を横断するアートシーンの現在地「𝐁𝐞𝐭𝐰𝐞𝐞𝐧 𝐔𝐬」
𝟚𝟘𝟚𝟞.𝟘𝟞.𝟚𝟟 𝕤𝕒𝕥. - 𝟘𝟟.𝟙𝟛 𝕞𝕠𝕟.

◆ ᴏᴘᴇɴɪɴɢ ʀᴇᴄᴇᴘᴛɪᴏɴ ◆
𝟢𝟨.𝟤𝟩 ꜱᴀᴛ. 𝟣𝟪:𝟢𝟢-𝟤𝟣:𝟢𝟢
※ᴀʀᴛɪꜱᴛ ɪɴ ᴀᴛᴛᴇɴᴅᴀɴᴄᴇ

事前申込制、プロフィールURLより
WALL_alternative

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このたびWALL_alternativeでは、2026年6月27日(土)から7月13日(月)まで、タイ出身で東京を拠点に活動するアーティスト/キュレーター、サリーナ・サッタポンによる企画展『Between Us』を開催いたします。

本展は、MEET YOUR ART FESTIVAL 2025で発表された『Thailand, What’s Going On』を発展させたキュラトリアル・プロジェクトです。タイと日本、計12組のアーティストが参加し、文化、身体、政治、記憶、アイデンティティなど、多様なテーマを通して、“人と人とのあいだ”に立ち現れる感覚や関係性を探り、作品鑑賞にとどまらず、人と人、文化と文化が交わる“出会いの場”となる展覧会を目指します。

ぜひご来場ください。

・ᴀʙᴏᴜᴛ ꜱᴀʀᴇᴇɴᴀ ꜱᴀᴛᴛᴀᴘᴏɴ・

キュレーションを手がけるサリーナ・サッタポンは、タイの少数民族出身という自身のルーツや日常の経験をもとに、パフォーマンス、写真、映像、インスタレーションなど多様な表現を横断しながら活動するアーティストです。社会や文化の「あいだ」に存在する距離や違和感をテーマに、国内外で作品発表を行い、アートを通じた新たな対話の場を創出しています。

🄷🄸🄶🄷🄻🄸🄶🄷🅃

◾️日本を拠点に活動するアーティストによる、タイ滞在を通じた新たな制作も展開!
◾️絵画、映像、写真、インスタレーションなど15点以上を展示。文化的背景や価値観の違いが交差するなかで立ち上がる、新たな表現の可能性を紹介します✨
◾️コーヒースタンド・グリーンショップ「PERK SHOP」と協働し、本展示にあわせてセレクトした植物を展示・販売するほか、タイで制作された丁寧なクラフトアイテムを扱うショップ『Studio 2525』ともコラボレーションしポップアップショップを展開🪴
◾️7月11日(土)にはサリーナ・サッタポンと磯村暖がシェフとなりタイ料理を囲みながら対話を育むイベントも開催予定🍳
◾️サリーナがディレクションしたオリジナルのタイ料理メニュー『グリーンカレー』と『ベジタブルココナッシュガー』、さらにタイのワイナリー「Spring Chenin Blanc」と「GranMonte Vineyard and Winery」によるスペシャルセレクトワインを会期限定で提供🍷🍛
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【展示概要】
「Between Us」
会期: 2026年6月27日(土)~7月13日(月)
※日曜定休
時間:18:00-24:00
会場:WALL_alternative(東京都港区西麻布4-2-4 1F)
入場:無料・予約不要
HP URL:https://avex.jp/wall/exhibition/841/
企画・主催:WALL_alternative

Photos from WALL-alternative's post 17/06/2026

𝙏𝘼𝙇𝙆 𝙀𝙑𝙀𝙉𝙏_𝟮𝟬𝟮𝟲.𝟬𝟲.𝟭𝟲 𝙏𝙪𝙚.

すごい指:フィンガーメイド時代のピクチャープレーン

本展のキュレーションを手がけたアーティスト・布施琳太郎( 布施琳太郎 )、写真家・小林健太( Kenta Cobayashi 小林健太 )、画家・中西伶( REI NAKANISHI 中西伶 )によるトークイベントを開催しました。

キュレーションを手掛けた布施琳太郎は、展示とトークの背景に「2010年代のコミュニティから生まれたアートシーンやアーティストたちを、美術史や批評の文脈のなかで改めて語り直したい」という思いがあったといいます。

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冒頭では布施より本展の紹介がなされたのち、三者の出会いや関係性について語られました。布施と中西は数年前に制作を共にした経験を持ち、小林と中西は、かつて南平台にあったアーティストコレクティブ「渋家(シブハウス)」で時間を共にしていたといいます。それぞれ異なる場所で育まれた縁は、年月を経て本展へと結実しています。
布施は当時から、ファッション、アート、テクノロジーといった領域を横断しながら活動する二人に強い刺激を受け、深いリスペクトを抱いていたと語りました。

対話は自然と2010年代のカルチャーへと広がっていきます。中西は、三人に共通するものとして「肩書きに縛られず、型にはまらない表現を続けてきたこと」を挙げました。小林は、写真家として単にシャッターを切るだけではなく、その先にある表現を模索していた当時を振り返りました。

また、Tumblrをはじめとしたインターネット上のメディアが生み出した文化についても話題が及びました。そこでは古今東西のイメージや思想が混ざり合い、新たな表現や価値観が生まれていたといいます。話題はAIが浸透しつつある現在へとつながり、カルチャーの多様化などによって表現がどのように変化してきたのか、それぞれの視点から意見が交わされました。

中西は、社会や環境の変化に応じて、自身が生み出すものもまた変化していくと話します。その場所で何を提示するべきかを考えながら制作しているとのことでした。
小林は、身近なコミュニティでの作品発表から、やがて作品が海外へ渡り新たなつながりを生み出したこと、世界情勢の変化によって再び国内での交流が中心となったことなど、自身の活動もまた世界の動きとともに変化してきたと振り返りました。
布施は、人と直接会うことを重視してきたと語ります。特にキュレーションを行う際には、可能な限り作家のアトリエを訪れ、その場所の空気や対話を通じて関係を紡いでいくといいます。
時代の変化を受け入れながらも、その向き合い方は三者三様であり、それぞれの方法論の違いが浮かび上がる時間となりました。

とりわけ印象的だったのは、小林と中西が共通して語った「指先の感覚」についての話です。

MacBookのトラックパッドという平面上で生み出されたものが、垂直方向へと立ち上がる。小さな画面から壮大なものが立ち現れる。その瞬間、高揚感と同時に重力のようなものを感じるといいます。そこには、現代の表現が抱える独特の感覚が凝縮されていたように思われました。

AIは完成度の高い成果を生み出します。しかし、その過程には人間が持つ記憶や思い出のようなものは存在しないのではないか。布施はその欠落を「青春」の不在のようなものだと表現します。そして、青春や歴史を持たない存在とともに、これからの世代はどのように時代を紡いでいくのか。その問いは会場へ静かに投げかけられました。
布施は、本展が単に「フィンガーメイド」という言葉を掲げるためのものではなく、彼らが駆け抜けた2010年代という時代を振り返り、その輪郭をあらためて見つめ直すためのひとつの指針となることを願っていると語ります。

数年の時を経て再び集まった三人のクリエイターたちは、本展への参加そのものを純粋に喜んでいます。
そんな彼らが生み出した作品群が会場に並びます。布施が中西のアトリエを訪れた際の対話もきっかけとなり、中西にとって大きな転換期を経て生み出された大作。また小林は、これまで数多くの制作を重ねてきたなかで初めて発表する、iPhoneで制作した新作を出品しています。

それぞれが異なる方法で生み出した作品群を、ぜひ会場でご覧ください。

*後日、YouTubeチャンネル〈MEET YOUR ART〉にて本イベントのアーカイブ映像が公開予定です。どうぞお楽しみに。

10/06/2026

#小林健太

本展で小林は、写真データに直接触れてピクセルをひきのばしたり、混ぜ合わせたような「 # smudge」シリーズ___実際には画像編集ソフト「Photoshop」の指先ツールで写真を加工している___から派生した新作群を展示する。それはiPhone で撮影したイメージを、iPhone のなかで加工した写真である。

インターネットのなかを拡散しながら繰り返しコピーされて劣化する画像をヒト・シュタイエルは「貧しいイメージ」と呼んだ。それと対比してみるなら、小林の写真は、世界と肉体のファーストコンタクトを可視化するようだと私は考えている。人であれ、都市であれ、繰り返し同じ対象と出会うなかで私たちは「出会い」そのものに慣れていってしまう。しかし彼の作品を通じて都市や人に向き合うとき、出会いの新鮮さこそが回復される。

その作品は開封されたばかりの新品の家具のような輝きを放っているが、それは未使用とも異なる。新品のスマートフォンの画面についてしまった指先の皮脂こそが、新しい出会いを象徴するように、彼の作品における画像加工は見慣れた風景を新品化するように変容させる。そうした感覚をいち早く表現してきた点で、まず小林は重要だ。しかし写真表現における印刷や現像、設置における物理的な負荷によるイメージの劣化が世界中で試されるなかで、小林は出会いの新鮮さこそをを表現しているように思える点でも無視できない。

さらに小林は、今日のイメージの流通過程への制度的な批判ではなく、日常的なイメージのなかに刻印されながら不可視化された肉体を露出させる。そもそもフィンガーメイド概念の着想は小林の表現がなければ不可能だった。彼の過去作品のなかでも印象的だったのは、VR 用ヘッドセットをカメラとして用いて、自らの写真データやデジタルなストロークが浮遊する仮想空間のなかを移動する映像『REM』(2015)である。仮想空間のなかを浮遊するストロークはトラックパッドを通じた指先ツールの軌跡であり、映像の振動はヘッドセットを握る両手の不安定さの痕跡だ。本作は写真撮影の瞬間だけでなく画像加工のなかにも紛れ込む肉体の存在を明らかにする。

さらに言えば、彼の作品が表現する身体性が人間のみに中心化されてきたわけですらない。個展『自動車昆虫論 / 美とはなにか』(2017)では、都市のなかを走り続ける自動車を昆虫に見立てて撮影した。そこではアリや蜂における群知能の兆しとして、都市空間が捉えられている。つまり環世界___生物は客観的な同じ世界を共有しているのではなく、それぞれの生物が持つ身体器官によって独自に構築された世界を生きているという考え___的なビジョンまでを写真によって表現しようとしている。そこで私は世界を認識することと、機械で撮影することの距離について思考することを余儀なくされた。

こうして小林は、フィンガーメイド時代を起点としながらも、独自の仕方で複数の世界を生成し、そこにおいて可能な身体性を提示しつづけてきた。私たちは彼の作品を通じて自らの肉体と世界の関係を再編し、何度でも出会い直すことができるのだ。

布施琳太郎

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【展示概要】
「すごい指:フィンガーメイド時代のピクチャープレーン」
会期: 2026年6月3日(水)〜6月23日(火)
※日曜定休
アーティスト:小林健太( )、田中勘太郎( )、中西伶( )、米澤柊( )、布施琳太郎( )
時間:18:00-24:00
会場:WALL_alternative(東京都港区西麻布4-2-4 1F)
入場:無料・予約不要
企画・主催:WALL_alternative
グラフィックデザイン:八木弊二郎
助成:アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】

nishiazabu

06/06/2026

・𝗦𝗧𝗔𝗧𝗘𝗠𝗘𝗡𝗧・

すごい指:フィンガーメイド時代のピクチャープレーン

この展覧会は「フィンガーメイド」という独自概念にもとづいてキュレーションされている。タッチスクリーンは、モノづくりからコンテンツ消費までを、タップやスワイプといった指先の動きへと収束させてきた。フィンガーメイドとは、そうして労働や恋愛、教育、政治、表現活動までがスマートフォンの上の指先によって完結する時代を意味する。

本展は、指先へと閉塞したサイクルを視覚化して批判するのではなく、インディペンデントで自由な指先のあり方を示すことを目的としている。会場に並ぶのはアーティストたちの新作群と、この10年でつくられたミュージックビデオだ。それらは手と指のあいだを、肉体と社会のあいだを、悩みながらも生き抜き、つくり続けてきた成果である。各作品については解説を寄せたので、そちらを参照していただきたい。

今回のキュレーションは、同時代の表現をジャンル横断的に並べるだけの試みではない。18世紀以降のロマン主義が、絵画、音楽、文学、演劇、政治、宗教を横断してひとつの感性の変化を生み出したように、本展は、現代における肉体やテクノロジーの変化を複数の表現を通じて捉え直す。ただし、かつてのロマン主義がやがてナショナリズムと結びついていったことを忘れることはできない。フィンガーメイドの時代もまた、個人の感性や自由を強調しながら、巨大なシステムや集団的な欲望へと回収されていく危うさを抱えている。

これは「現代」についての展覧会だ。現代について考え、感じ直すために、2010年代が準備したものを無視することはできない。スマートフォンが流通し、ソーシャルメディアの影響力が拡大し、ノートパソコンでなんでもつくれるようになった。そうした近過去と、ロマン主義的な横断性の再来とのあいだから、芸術作品の現在地を認識すること。そのための蝶番として、フィンガーメイドは位置付けられている。

本展が試みるのは、タッチスクリーンやトラックパッドに触れる指先の自由を、プラットフォームによって提供されるデバイスやサービスではなく、個々の表現を通じて拡張することである。私たちの指にはもっと色々なことができる。指先の自由を制作することは、現代を受け入れるだけでなく、大きな力に流されるだけでもなく、世界を感じ、疑い、思考し続けるための足場だ。

会場に並ぶ作品のあいだでは、たんにモチーフやツールとしての「指」が見え隠れするだけではない。反復されたり連続する画像、ゆがみ、モーフィング、空、自撮り、鏡、花などを通じて各作品はたがいに呼応しあっている。それらが織りなすオフラインのネットワークこそが「すごい指」と出会うための舞台となるだろう。

布施琳太郎

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【展示概要】
「すごい指:フィンガーメイド時代のピクチャープレーン」
会期: 2026年6月3日(水)〜6月23日(火)
※日曜定休
アーティスト:小林健太( )、田中勘太郎( )、中西伶( )、米澤柊( )、布施琳太郎( )
時間:18:00-24:00
会場:WALL_alternative(東京都港区西麻布4-2-4 1F)
入場:無料・予約不要
企画・主催:WALL_alternative
グラフィックデザイン:八木弊二郎
助成:アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】

03/06/2026

[本日より開幕] #布施琳太郎 キュレーション企画

「すごい指:フィンガーメイド時代のピクチャープレーン」
𝟚𝟘𝟚𝟞.𝟘𝟞.𝟘𝟛 𝕨𝕖𝕕. - 𝟘𝟞.𝟚𝟛 𝕥𝕦𝕖.

本展では、「指」をキーワードに、現代社会を形づくるテクノロジーや身体感覚を再考する作品群を紹介します。
会場には、絵画、写真、映像作品に加え、国内外のミュージックビデオも並び、ジャンルを横断した体験を通して、私たちの感覚やコミュニケーションの変化を多角的に捉えます。
タッチスクリーンやトラックパッドに触れる「指先の動き」は、日々のコミュニケーションや思考、欲望、さらには社会との接続のあり方そのものを変化させています。本展覧会は、そうした現代社会を形づくるテクノロジーについて、「指」に着目したさまざまな芸術作品を通して考察する実験的な試みです。

会場では愛してる.com(大森靖子/2016年)をはじめ、現代的な身体感覚やインターネット以後の視覚文化を象徴する国内外のミュージックビデオも複数上映予定です。

また、6月16日(火)には、布施琳太郎がモデレーターを務め、出展アーティスト・小林健太、中西伶とともに繰り広げるトークイベントを「MEET YOUR ART」公開収録形式で開催いたします。
お申込はプロフィールURLより(※事前申込・抽選制)


なお本展は、六本木〜西麻布のナイトカルチャーの文脈から、メディアアートの可能性を再接続する年4回の連続企画 「MEDIA ART CIRCUIT 2026」 の公式プログラムとして実施されています。
併設のバーでは、本展出展アーティストに共通するコミュニティのあり方に着想を得てセレクトした、山形のワイナリー『PINO COLLINA』のワインを会期限定でお楽しみいただけます。

皆様のご来場、心よりお待ちしております。

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【TALK SESSION】

日程:2026年6月16日(火)
時間:18:00–19:30
※19時30分以降は通常営業
登壇者:布施琳太郎、小林健太、中西伶
会場:WALL_alternative(東京都港区西麻布4-2-4 1F)
※MEET YOUR ART公開収録での撮影となります。
※抽選結果は6月11日(木)に当選者のみにお知らせいたします。
 なお、結果に関するお問い合わせはご遠慮下さい。
 その他お問い合わせは [email protected] へご連絡ください。

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【展示概要】
「すごい指:フィンガーメイド時代のピクチャープレーン」
会期: 2026年6月3日(水)〜6月23日(火)
※日曜定休
アーティスト:小林健太( )、田中勘太郎( )、中西伶( )、米澤柊( )、布施琳太郎( )
時間:18:00-24:00
会場:WALL_alternative(東京都港区西麻布4-2-4 1F)
入場:無料・予約不要
企画・主催:WALL_alternative
グラフィックデザイン:八木弊二郎
助成:アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】

Photos from WALL-alternative's post 01/06/2026

[6月3日(水)より開催]

ℕ𝔼𝕏𝕋 𝔼𝕏ℍ𝕀𝔹𝕀𝕋𝕀𝕆ℕ
#布施琳太郎 キュレーション企画
「すごい指:フィンガーメイド時代のピクチャープレーン」
小林健太、田中勘太郎、中西伶、米澤柊、布施琳太郎
𝟚𝟘𝟚𝟞.𝟘𝟞.𝟘𝟛 𝕨𝕖𝕕. - 𝟘𝟞.𝟚𝟛 𝕥𝕦𝕖.

◆ ᴏᴘᴇɴɪɴɢ ʀᴇᴄᴇᴘᴛɪᴏɴ ◆
𝟢𝟨.𝟢𝟥 ᴡᴇᴅ. 𝟣𝟪:𝟢𝟢-𝟤𝟣:𝟢𝟢
※ᴀʀᴛɪꜱᴛ ɪɴ ᴀᴛᴛᴇɴᴅᴀɴᴄᴇ

事前申込制、プロフィールURLより

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このたびWALL_alternativeでは、2026年6月3日(水)から6月23日(火)まで、アーティスト・布施琳太郎によるキュレーション企画「すごい指:フィンガーメイド時代のピクチャープレーン Awesome Fingers : Picture Planes from the Fingermade Era」を開催いたします。

本展では、「指」をキーワードに、現代社会を形づくるテクノロジーや身体感覚を再考する作品群を紹介します。会場には、絵画、写真、映像作品に加え、国内外のミュージックビデオも並び、ジャンルを横断した体験を通して、私たちの感覚やコミュニケーションの変化を多角的に捉えます。
タッチスクリーンやトラックパッドに触れる「指先の動き」は、日々のコミュニケーションや思考、欲望、さらには社会との接続のあり方そのものを変化させています。本展覧会は、そうした現代社会を形づくるテクノロジーについて、「指」に着目したさまざまな芸術作品を通して考察する実験的な試みです。

会場では愛してる.com(大森靖子/2016年)をはじめ、現代的な身体感覚やインターネット以後の視覚文化を象徴する国内外のミュージックビデオも複数上映予定です。

展覧会初日の6月3日(水)には、オープニングレセプションを開催しアーティストも在廊予定です。

なお本展は、六本木〜西麻布のナイトカルチャーの文脈から、メディアアートの可能性を再接続する年4回の連続企画 「MEDIA ART CIRCUIT 2026」 の公式プログラムとして実施されています。

併設のバーでは、本展出展アーティストに共通するコミュニティのあり方に着想を得てセレクトした、山梨のワイナリー『PINO COLLINA』のワインを会期限定でお楽しみいただけます。

ぜひご来場ください。

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【展示概要】
「すごい指:フィンガーメイド時代のピクチャープレーン」
会期: 2026年6月3日(水)〜6月23日(火)
※日曜定休
アーティスト:小林健太( )、田中勘太郎( )、中西伶( )、米澤柊( )、布施琳太郎( )
時間:18:00-24:00
会場:WALL_alternative(東京都港区西麻布4-2-4 1F)
入場:無料・予約不要
企画・主催:WALL_alternative
グラフィックデザイン:八木弊二郎
助成:アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】

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